女性ホルモンの分泌

慢性的に起こる頭痛で女性に多いのが、片頭痛と呼ばれる頭痛です。脈にあわせるようにズキンズキンと痛み、がまんできないほどのときも。Ю代からみられ、親も頭痛もちのことが多いようです。片頭痛は、脳の血管が一度収縮したあとに拡張して起こる、血管の痛みといわれています。ストレスや不規則な睡眠、におい、音、まぶしい光などが血管の拡張の誘因と考えられます。頭痛の前にチラチラする光が見えるといった前ぶれのある人もいます。これは血管が収縮したときに「閃輝暗点」というプラズマ様の光が見えるものです。月経3日前くらいから月経のはじめにかけてよく頭痛を起こす人も。これは女性ホルモンの減少でセロトニンという化学物質も減少し、血管を拡張させることで起こる片頭痛と考えられます。

 

そのため、女性ホルモンの分泌が安定している妊娠中や、分泌がなくなる閉経後には頭痛を起こすことが少なくなるようです。慢性的な頭痛には、首や一肩の筋肉が緊張し、血液の流れが悪くなって起こる緊張型頭痛もあります。長時間同じ姿勢を続けること、パソコンの作業からくる目の疲労、ストレスなどが原因で、首筋や後頭部がしめつけられるように痛みます。男女を問わず30?Ю代によくみられます。病気が原因となって起こる頭痛もあります。風邪などのほか、脳の病気が原因となることも多く、放っておくと命にかかわります。今までに経験したことのないような突然の痛みや、どんどん強くなる痛み、麻痺や日のかすみなどをともなう頭痛はすぐに脳神経科、神経内科、頭痛外来などの病院へ。